第36回フットゴルフジャパンオープンが岐阜県中津川市のフォーティーンヒルズカントリークラブで行われ、昨年のツアーファイナルを制した小林隼人選手が10アンダー62で優勝した。1打差2位には平野靖之、3位タイには鈴木秀成選手、安村翼選手、第35回大会覇者の新井晋選手が入った。シニアの部では工藤誠司選手が4アンダー68で勝利。大会最多の9名が出場した女子の部では西畑静佳選手が3アンダー69で制した。
昨年のファイナルで強豪を抑えて優勝するなど最近、実力をつけている小林選手は、出だしから4連続バーディで波に乗ると、その後も9、10、12、14とバーディを重ね8アンダー。上がり2ホールでもしっかりとバーディをマークし10バーディ、ノーボギーの完璧なフットゴルフを披露した。
この大会は7月3日から中国北京で行われるアジアカップ(GOLDEN ELEPHANT GOLF CLUB)の日本代表選考会も兼ねている。日本代表は、第34回-第37回ジャパンオープン各大会で獲得したワールドツアーランキングポイントの高得点2つの合計得点の上位者などが選出される。今大会などジャパンオープンで優勝すれば100ポイントが獲得できるだけに、日の丸を着けたい小林選手にとっては大きな勝利となった。
またこの大会には、サッカーの元日本代表候補で鹿島アントラーズや浦和レッズなどで活躍した阿部敏之選手も出場。第34回大会に続く2度目のプレーとなったが、2オーバー74で31位タイ。17番までアンダーパーでプレーしていたが、最終の18番パー4で「8」と崩れ上位進出を逃した。
この日の阿部選手は6番までに4ボギーを叩き3オーバー。序盤で安定したフットゴルフをすることが、今後の鍵となりそうだ。
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